MIDI | Muse | WMA |
---|---|---|
準備中 | 準備中 | orchestrally.wma |
orchestrally.wma (上の欄の右端)
2009年12月13日 Voice of Fluteにて
初演メンバー:ザ☆きょうだカルテット
西川 咲良(フルート)
森内 啓太(フルート)
山下恵里佳(フルート)
経田耕一郎(フルート)
orchestrally_demo.wma (練習用デモ)
2009年11月21日 自宅にて(モノラル録音→合成)
練習直前配布用デモ演奏録音:
経田耕一郎(フルート1〜4)
Muse(MIDI) (ハープ1〜4)
なし。
この曲は09年12月に演奏されました。ムラマツフルート ヴォイス・オブ・フルート2009冬 に同期メンバー中心の4人で出演、For You、Short Four Seasons、Orchestrallyの3作品を演奏しました。(総演奏時間約10分)
For YouとShort Four Seasonsだけでは演奏時間が短いため、高校生の頃に書き残していた交響曲「月光」のスケッチをもとに新たに書き上げた作品。出演の決定自体を決めたのが1ヶ月前で、急ピッチで製作するためにスケッチを利用したものの、ロ短調のテーマがハ短調で展開され始める瞬間までしかスケッチされておらず、その先の製作はまさに行き当たりばったりです。なんかスケルツァンドな、ピエロみたいなのが出てくるちょっと前からが、そうです。
演奏技術は各パートとも個別難易度〜アンサンブル難易度が高く、全員16分音符の連続するフレーズには頭をかかえました。しかし、成り行きに任せた製作にしてはホ長調の二重フレーズが、聴いてくだされば一度は自分で演奏してみたくなるように完成したのではないかなと自分では珍しく高評価しております。
タイトルの由来ですが、前述のように交響曲のスケッチをもとにしており、楽譜には様々な楽器(群)指定があります。もちろん、4人でそれらの楽器チェンジをしながら演奏するわけではなく、制作上のバラエティを高めるためとアーティキュレーションを解決する演奏時のイメージのために書かれています。フルート四重奏の演奏でそれらの有機的な、言わば灰色の曲想をつむぐもととなる様々な「色」を感じていただけたなら感無量ですが、なかなかそこまではいかずフルーティな演奏かなと思います。初演においては、本番ではうまくいかないことも多くあったけれど、お互いに意見を出し合って短期間でこの無理ばかりな曲の練習を超えてきたメンバー各位に心から感謝の拍手を送りたい。
(10/08/28)