フルート吹きのMIDI製作所
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Muse (MIDI)
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Muse(MIDI)

K.Koichi:ショパン:ノクターン第13番ハ短調(07/02/12)

Muse(MIDI)ファイルのダウンロード

MIDI Muse WMA
noc3.mid noc3.mus 実演付き準備中
実演付き

実演付き後日掲載予定

2007年4月6日頃(?) 室内楽発表会にて
演奏メンバー:3人 後日掲載

前回の更新(**/**/**)との差異

なし。

解説

ノクターン 作品48-1 を初めて聴いたのはユンディ・リを知り始めた頃、テレビ番組の録画で。スタジオで雰囲気のある照明を浴びて色々なショパンの有名曲を演奏していました。 プログラムのどの曲もその後の私に大きな影響を与えたのですが、曲としてとりわけ印象的だったのがこのノクターンです。日本風の美しさを感じていたのだと思います。

通常ノクターンは 静-動-静 という3部形式をとっています。この作品48-1は構成的には3部形式ですが 静-動-静 ではありません。 主部では左手(下声部)が伴奏形、右手(上声部)が旋律を歌う一般的な形です。中間部は主部と同主長調で静かに始まります。アルペジオが響く中、主部ではほとんど出現しなかった3連符がオクターブで顔を出し始め、中間部のクライマックスへと向かいます。 主部の再現部は Doppio movimento の指示があり、ここが動の部分となっています。主部と同じ旋律ながら、感情をむき出しにさせる強い響きが聴く人を飽きさせません。この部分は、中間部からの3連符を受け継いでいます。 コーダの6小節間は次第に和音構成数が減り感情の波が収まっていきます。

というのは作曲理論のときのレポートの転用でして……。このMIDIはそれ以前に演奏した、フルート、クラリネット、ピアノの三重奏用アレンジの名残です。
原曲にはない音や余分なパッセージを含ませているのでそのままのMIDIでは聴き辛いと思われます。
また、実際の演奏の際は少々手が加えられていまして、当時の音源があればそれをもとに修正して仕上げたいと思っています。
よろしければ、原曲CDをお聴きください。
(10/03/20)